大学院に進学するという事 〜大学院っていく意味あるのないの〜
さあ、梅雨も始まり今年も半分が過ぎましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか??まあ案の定、僕は心が荒んでいますので、アルバイト先の塾で生徒に宿題を多めに出しました。なんだかんだ言っても、やってきてくれるのが意外と嬉しいです。
さて今日の題材は
大学院進学って意味ある??
この話は理系の大学生が院に進学するか、就職するかで一度は気になるポイントではないのでしょうか?
ここに対しては色々な考え方があると思います。例えば、より専門的なことを学びたいだとか、なんとなく進学するとか、営業職が嫌すぎるとかなど。
また就活の面接などでもより勉強したかっただったり、計画から実行まで自分の責任で物事を行いたかったからなど、適当に話すと思います。
まあでも、実際のところどうやねんって話ですよね??
僕の意見としては
意識して大学院に進学するべき!!
と思います。正直な話大学院に進学する大きなメリットって日本ではあまり無いと思います。
必ずしもでは無いですが研究職に就くためにはいくメリットがあります。しかし院に進学した人が全員行くわけでは無いですからね・・・
変化しつつありますが、日本で新卒で入社する時は欧米と違い総合職として集められ分けられます。そのため、院卒だからってめちゃめちゃ優遇されるわけではありません。正直、院の間にお金を稼げず、むしろ授業料を払うのでマイナスと考える人も多いと思います。
でも私は進学することをお勧めします。
理由は無形資産を築く事ができるからです。
無形資産って聞き慣れない言葉ですよね。意味わからないですよね。では説明します。
人が持っている財産のことを資産とも呼んだりします。この資産は有形資産と無形資産の2つに分ける事ができます。
多くの人が資産と聞いて想像するのは有形資産です。例えばマイホームや車、腕時計、現金、土地など・・・
それに対して、お金には変換できないけど、その人の資産として上げられるのが無形資産です。例えば知識やスキル、経験、人脈、健康、ブランドとかも当てはまります。(残念ながら、顔とか身長も無形資産ですね)
多くの人は生きていくためには現金が必要だから、懸命に働いて有形資産のみを築こうとします。これは全然問題ありません。しかし、これから先80歳とか90歳まで生きていくことを考えたら無形資産を築かないといけません。
いちばんわかりやすいのは健康です。
若い頃から懸命に働いて莫大な有形資産を築き定年したとします。この時、無形資産である健康に気を使ってなかったあまりに病気にかかってしまったら、残りの人生楽しめませんよね。資産をせっかく築いても無駄になってしまうかもしれません。
またここだけの話ですが、有形資産と無形資産は密接に関係しています。
例えば一般人とコンクールで優勝した人では同じケーキを作ったとしても、売れる値段は変わってきます。多分3倍違っていてもコンクールで優勝した人のケーキを買う人が多いと思います。
このように無形資産を築くことで人生において有利になる事がたくさんあります。
そこで大学院進学というのは自分の専門分野の知識やスキルという無形資産を自動的に築けるだけでなく、社会人よりも時間があるため読書なり勉強する事でプラスして無形資産を築けます。
なので私は院に進学することを強くお勧めします。しかし、アルバイトや実験だけで2年間費やすのであれば全く意味がありません。ちゃんと明確な意識を持って学部で就職した人が築く有形資産を超える無形資産を築きましょう!!
ちなみに無形資産を築くいちばん簡単な方法は読書をし、内容をまとめる事です。今の時代では多くの人がスマホで無駄な時間を費やします。その為、読書するだけでも人よりも優位に立てますが、それにプラスしてまとめる事で本を10冊読むのと同じ無形資産を築く事ができます。
さあ、大学院か就職するか迷っている皆さん、こういう無形資産に注目して考えるという考え方をしてみてはいかがでしょうか・・・