塾講師の教科書
周りの人が続々と就職先を決めていき、心が荒ぶっているおじさんです。ていうかお店でご飯を食べるとめちゃめちゃ濃く無いですか??コロナの時に外食しなかったので舌が薄味に慣れているんだと思います。健康のことを考えたら、薄味に慣れている方が良いですよね。
さて個別指導で6年間働いてきた僕が、後輩に伝えないとあかんなーと思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。
まず自分の塾講生活で自慢できることとしたら
体験授業を持った子の入塾率が100%
ということです。
6年間で20人ぐらい体験授業を持ちましたが、全員その日に入塾してました。その後の営業トークにも助けられたと思うのですが、僕の授業も火を吹いたと思います。
ではどのような授業したかと言いますと、
生徒のニーズを秒で掴み、それに沿った授業をする
たったこれだけです。
いやいやこれが難しいねん!!何ほざいてるん??という話ですよね。
でも中学生や高校生が求めているニーズって決まっています。
面白くてわかりやすい授業です。
それにプラスして、生徒のレベルに合わせてできない箇所をわかりやすく優しく教えてあげることができたら余裕です。
ではどうやって面白い授業をするか?
テンションを上げて、考え方や覚えやすい覚え方など豆知識をふんだんに入れるだけで良いです。
詳しくいきましょう!!
まず初めに導入として世間話や相手のことを尋ねます。これはアンケートとかに書いてたりして自分が知っていることを聞きます。自分が知っていることを聞くので余裕を持って雑談をする事ができます。また、相手が興味を持っている事で自分が知らない事を質問できたらベターです。
次に授業に入ります。
ここでは入塾面談とか模試で苦手な分野を授業すると思います。そこでまず問題を解かせる、もしくはその分野で知っていることを教えてもらいます。
この段階では、初めに生徒に発生練習をあっせている為、恥ずかしがりの生徒でもある程度話してくれます。もし話してくれなかったら、問題を解かせます。
そして、次に間違えたところに対して答えを教えたり、知識を足したりします!
ってすると、入塾しません。だって他の人とやっている事同じなので新鮮味がないからです。他の講師を見てきて、答えを教える人の授業では入塾率50%ぐらいな気がします。
ではそうすれば良いのか?
それは僕らの頭の中で考えている事をそのまま生徒にやらせたら良いのです。
- 生徒が間違える
- どこ間違えたのだろう
- なぜ間違えたのだろう。計算間違い?公式覚えてない?考え方が違う?などなど
- 間違えた理由をもとに何をやらせよう
- じゃあこれやって
多分生徒が間違えた時って頭の中でこんなことを考えていると思います。しかし、実際声に出すのは最後の『じゃあこれやって』だけだと思います。それだと講師も生徒も面白くありません。
なので私は生徒を教えるときはこの頭の中の事を紙に書き、これに沿って
体験授業を受けている生徒に考えさせます。次間違えないためにはどのようにすれば良いか??って
これするだけで
生徒は感動します。眼から鱗がポロリと落ちるはずです。
誰がなんと言おうと教育者としての目的って
自分で勉強できるようにする
これだと思うんですよ。そのためには間違えた時にどうするか??っていう思考法や実践方法を積み上げていかないといけません。
まとめ
とりあえずこのブログで伝えたいことは、
生徒が感動する授業を届けたら、勝手に入塾してくれます。
その感動する授業の1つとして、生徒が問題を間違えた時に
- なんで間違えた?
- 次に間違えないためにはどうする?
- なら今週はどんな勉強したらいいかな?
って自分で考えさせたら良いのです。
これは自分の親に言われても意識しません。はあー黙れってなる人が多いと思います。(距離が近すぎるので・・・)
なので小中高校生あたりに、ミスしたときの対処法を教えるのは、塾の講師あたりがちょうど良い距離感なんです笑
人によって教え方がや考え方は千差万別だと思いますが、体験授業受けにきてくれているのに、入塾させる事ができない。また生徒から人気が出ない。そう言って悩んでいる方がいれば、参考にしてください。