骨伝導の補聴器をおじいちゃんにプレゼントしたら声が聞こえた話
この記事は私がおじいちゃんに骨伝導の補聴器を誕生日プレゼントに渡してみたら、普通の補聴器よりもスムーズに会話ができたという話を書いていきます。これは僕のおじいちゃんの経験であるので個人差があると思います。
今回登場する私のおじいちゃんは85歳で右耳が全く聞こえず、左耳がかろうじて聞こえている状態です。私とおじいちゃんと会話するときはいつも補聴器を付けて貰っていたのですが、ハウリングや聞こえにくいことが多くあまり会話ができなくなってきたので物は試しということでプレゼントしてみました。
今回プレゼントした補聴器はこれです。初めてということで安めの4000円の物を買って本当に使えるか試しました。
骨伝導の補聴器については外のサイトで鬼のように説明してくれています。簡単に書くと、耳は内耳・中耳・外耳の3つの部分から成り立ちます。その中で内耳が働いていないとさすがに骨伝導でも効果を発揮できないとのことです。ちなみに老いによる難聴障害はこの内耳がやられてしまっているため効果がないとどのサイトにも書いてあります。
けど、最近以前とくらべてより耳が聞こえにくいのか、私の声もあまり届かず、会話もうまくかみ合わなくなりました。そこで物は試しと骨伝導の補聴器を誕生日プレゼントとして渡しました。けど補聴器だけだと気を悪くさせるかもしれないと思ったのでちゃんとバースデーケーキも持っていきました。私は出来た孫です(笑)
そんな感じでプレゼントしたものを付けて貰い、使えるか試しました。
まず、補聴器しなくても聞こえる距離と声の大きさで話してみました。
「おじいちゃん聞こえる」「聞こえるよ」と返ってきました。まあこれは聞こえるはずです。
次に同じ距離で、声の大きさを小さくして話してみました。
「おじいちゃんの好きな食べ物は?」「肉」こんな感じでうまく会話が通じました。意外と使えるみたいです。しかしこれだと普通の補聴器と変わらないし、むしろ見た目的にも音を集める装置に気を使わないといけない分損です。
そこで最後に補聴器つけても聞き取れない声の大きさと距離で
「昨日何時に寝た」と尋ねると「9時」と返ってきました。つまり老いによる難聴でも骨伝導の補聴器がつかえるパターンもあるんだなーってことを発見しました。
そのあとよくよくおじいちゃんに尋ねてみると、やはり全く聞こえない右耳では聞こえないが、少し聞こえる左耳では聞こえやすいようです。そして骨伝導の補聴器やイヤホンでもそうだと思うのですが、より反射させるために耳栓を入れた方が聞こえやすいと言っていました。今では会話をするときはつけるそう
これは私のおじいちゃんの体験談的なものなので、個人差はあると思います。もしくは孫のために盛ってくれているかもしれません。しかし私や家族から見ても会話を出来るようになったと実感しました。値段も4千円とお手軽なので、物は試しとトライしてみるのもよいかもしれません。もしくは先に骨伝導のイヤホンコーナーで聞こえるか試してか購入するのもよいかもしれませんね。最後にくれぐれもこれは個人の体験談なのでおじいちゃんの右耳のように骨伝導の補聴器を使っても聞こえない場合も十分考えられます。そこはご了承ください